2001年6月24日(日)

 ある人から、今の日本ではサラリーマンは人に触れたと思ったら速攻で謝るのが常識、みたいなことを聞いていたので、日本出張中は電車に乗る度にドキドキしていましたが、幸い大事には至らずホッと一安心。混んでる電車で女の人が近くに来ると、「頼むから離れてくれ」って祈ってましたけどね(^^;

 昨日はまたまたウビン島に渡ってきました。しかも今度はさわやかサイクリング。島の道路は車一台がやっと通れる程度の幅で、それなりにハイカーやサイクリストが大勢いました。北岸(シンガポール本島とは反対側)の海岸はそれなりにきれいで遊泳もできるエリアなのですが、つい数日前に毒性の強い化学物質が検出されたとかで水遊び禁止令が布かれていました。

 で、自転車でウィリーをして遊んでいたら、なんとギックリ腰が再発した。しょうがないので島の食堂と、本島のシーサイドレストランをハシゴして、昼過ぎから6時まで、アルコールで神経を麻痺させる作戦を実行し、すっかりできあがって家に帰ってつぶれました。一夜明けた今日は当然とても腰が痛いです。

2001年6月10日(日)

 サッカー惜しかったですね。中田がもし残っていれば、という気持ちもありますが、テレビをつけたらすでに表彰式だった私としては、経過がまだよくわからない。それにしても日本のサッカーもたいそうなステージに来たものですね。シンガポールもサッカーはさかん(洒落てるぅ)ですが、まだまだレベルが違う。

 サッカーに限らずスポーツに対しては国民の意識レベルからして、世界クラスには当分届かなそうです。数日前の日経のコラムにこんなのがありました。「中学時代、二年間水泳に打ち込んだ子の親が、勉強の遅れを取り戻そうと家庭教師をつけた。その子が初日に家庭教師に言われた言葉が『そんなに一生懸命水泳をしてなんになるの?』だった。」みたいな内容でした。ローカルスタッフに話したところ、恥ずかしながらシンガポールでは子を持つ大部分の人がそういう考えはある、とのことでした。親自身はスポーツその他に打ち込んでいてその意義もわかっている筈なのに子供には勉強だけをやらせてしまう。日本と違って人口の少ないシンガポールの経済力を維持向上するには、国民総エリート教育は仕方がないんでしょうかね。

 それにつけても信じ難いニュースを聞くにつけ日本に帰るのが怖くなるけど、先日のは決定的サヨナラ満塁ホームラン。

2001年6月3日(日)

 サーカスを見に行ってきました。モスクワサーカスが現在シンガポール各地を転々として興行を行っているのです。途中15分間の休憩を挟んで2時間半の興行は、長いのか短いのか、日本にいたときにはサーカスに行ったことのない私にはわかりませんが、不覚にも途中で居眠りをこいてしまった。

 私としてはゾウの玉乗りとかライオンの火の輪くぐりとかを期待していたのですが、それはなかった。オープニングの空中ブランコはさすがに面白かったのですが、比べてはなんだけど、同じインドアイベントの空中ショーならスーパークロスの方が規模も迫力もけた違いに上をいく。それでもまあ子供が楽しめればいいわけですけど、何が一番印象に残ったか聞いたら、「キレイなおねーさん」とのことだったので、バンコクに行ったらカリプソのオカマショーでも見せればさぞかし喜んでくれることでしょう。そういえば、子供は入場禁止だったかな?