昨夜妻子をホテルに残して一人でホテルのすぐ目の前の巨大カジノに行ってスロットでせこく遊んで2時に帰ってきたので、今朝は非常に辛かった。子供たちも時差が3時間あるため昨夜はなかなか寝なかったようで、やはり起床は相当辛かったようです。3時間の時差は想像以上に影響がでかいですね。
遅い朝食を済ませたあとは、買い物に行きました。お、私にしては珍しい、という行動ですが、夜のペンギンパレードツアーに申し込んだところ、とても冷えるので温かい服装が絶対必要、って言われたので、ゴールドコースト仕様で衣類の準備をしてきた私たちは慌ててトレーナーなどを買いに走った次第です。語学留学でメルボルンにいる甥に案内してもらって、デパートで軽く買い物をしたついでに一緒に昼メシを食べました。ホントは夕メシを一緒に食べられればよかったんだけど、ペンギンツアーに行く私たちの帰着は夜11時になるということなので夕メシは無理でしたから。
メルボルンの街はオーストラリア第二の都市とは思えないほど静かな印象があり、デパートなども日曜日とは思えないほど人が少なかった。でもこれは別に不景気ということではなく、日曜日は外出せずに家で家族と過ごす人が多いせいじゃなかろうかという、かなり高度な議論をタクシー運転手としました。建物は石造りの重厚な物も結構残っていて、そういう中を何本もの路面電車の路線が走っているという、なかなか趣のある街並であるといえます。イギリス的、とでも言うんでしょうが、イギリスには行ったことがないので確かなことはわかりません。
ペンギンパレードツアーは、メルボルン郊外のフィリップ島に行って日没とともに陸に上がるペンギンの群れを見るというものです。この島は二輪好きの間では世界GPが開催されるサーキットがあり、そこではシーズン前に各ワークスチームのテストが行われるということで有名ですが、世間一般ではペンギンの島として有名です。ペンギンの中でも最小サイズのフェアリーペンギンが砂浜に打ち上げられるように上陸して、そのまま内陸に向かって10数匹から数十匹の集団で歩いてくる様は非常に可愛らしい。ペンギンってどこの水族館に行っても必ずいるので、あんまりありがたみがないような気がしますが、野生のペンギンを見れるのは南半球だけだということを思うと、それなりに高い料金を払う価値はありますな。
フィリップ島に行く途中で動物園にも寄ったのですが、そこはカンガルーやエミューに餌付けしたり、ウォンバットを抱っこしたりできるなど、以外に印象に残るレアスポットでした。3メートルも4メートルもあるような巨大ミミズのコーナーは余計でしたけど。
ところで、メルボルンのセブンイレブンにはアルコール類がないようです。タクシーではリアシートの乗客もシートベルトを締めることが義務付けられていたりと、結構ビクトリア州は規制が厳しいようです。そういえば、大人3人、子供2人の5人でタクシーに乗ろうとしたら、そのタクシーは乗車定員が5人だったらしく、幼児もきっちり2人とカウントされて定員オーバーで乗せられない、と断られました。規制の厳しさをうかがわせます。一般的に規制が厳しいイメージのシンガポールの比じゃない。シンガポールなんかイメージ先行で実はかなりテキトーだったりしますから。でも嬉しいことに、5人を乗せられるタクシーをその運転手が見つけてきてくれました。プロですな。
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