当り前の話ですが、シンガポールでは雪が降りません。なにせほとんど赤道直下ですから。なかには赤道付近であってもキリマンジャロのように雪が降るところもありますが、この辺ではそれほど標高が高い所もないので、まさに天変地異でもない限り雪が降ることはあり得ないわけです。
ところが、シンガポールにもなんと人工スキー場(もどき)が存在しました。Snow
Cityという施設で、国内随一の工業地帯で名高いジュロン地区にあります。高低差はせいぜい10メートルそこそこで長さは30メートルくらい(どなたか三角関数で斜度を検証してください)の屁みたいなとこなのですが地域柄か大人気で、元旦に行ってみたら予約でいっぱいで入れなかった。
入場は1日8回だったか、1時間ずつに分割されていて、1回の入場ではその1時間だけしか遊べないシステム。いくらなんでも1時間じゃ足りないよなあ、と思っていたら、タイヤチューブのソリ滑降オンリーのアクティビティとマイナス5度のナイスな温度設定のせいで15分で出たくなった。それでも子供達はすべり台(プラスチック製の大きいやつ)で飽きもせず遊んでいたので、途中1回の休憩を挟ませてもらって45分遊んで出てきたときには凍死寸前でした。かなり常夏仕様のボディーになったようです。
タイヤチューブに混じって、マレー人のにーちゃんがスノボで降りてきたので、こんなとこにボードしに来るマニアがいるんだなと感心してたら、実は従業員でしかもボードはバインディング無しのビニール製だった。オイオイ。
普通の服装で行ってもジャケットとブーツを貸してくれるので大きな問題はないのですが、約1名半ズボンで来てるおっさんがいて、さすがに5分で消えていました。
ところで、これを書きながら安易に決めたのですが、シンガポールの名所案内のページを追加することにしました。まあ、何光年先になるか(それは距離だって)わかりませんが、画像があるのから追々アップしていきましょう。
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